山田せがれの
特例有限会社
解散・清算日記
解散までにやったこと(その2)
令和元(2019)年9月末日に営業を終了して事務所を退去し、自宅で残務整理を初めました。
解散登記日の令和元年10月31日までにやったこと(その2)。
1.官報に掲載する「解散公告」をネットで申し込みます。
全国官報販売協同組合 https://www.gov-book.or.jp/koukoku/
「入力フォームで申し込の方」の「申し込み詳細はこちら」をクリック
すると、簡単に申し込めます。掲載文例がありますので、それを編集す
れば大丈夫です。申し込み後、電話がかかってきていくつかの確認と校
正がありましたが、口頭で済みました。後日、請求書が送られてきます。
料金は約36,000円でした。高い!
掲載希望日の20日位前には申し込んでおいたほうが良さそうです。
私は11月1日に掲載希望でしたので、10月10日頃に申し込みまし
た。
私はこのようにしました→
2.銀行口座が複数ある場合、引き落としなどが無い口座は解約します。解
約に際して、解散登記簿が必要な場合は解散登記してからになりますが、
銀行によって対応が違いますので、電話で確認しておくと良いかもしれ
ません。私の地元の信用金庫は、銀行印と通帳とカードを持参するだけ
で解約できました。メインの銀行口座は最後まで残してくださいね。
3.忘れてる銀行引き落としがあるかもしれませんので、できれば1年位前
まで遡って通帳を確認してみましょう。私は自動車保険と火災保険の引
き落としを忘れてました。引き落とし口座を私の個人口座に変えてもら
うために、変更用紙を保険会社から郵送してもらいました。
また、火災保険は解約して、少しだけ返戻金をもらいました。
4.解散日付で法人税などの解散確定申告が必要になるので、財務の帳簿は、
ある程度片付けておきましょう。申告期限は解散日から2か月以内です。
NTTの電話加入権が資産計上されてる場合は、「電話加入権除却損」
で計上しても良いようですが、念のため税務署にご確認ください。
5.最後の給与支払い日を決めておきましょう。私は10月25日としまし
た。最後の給与から個人の住民税の残り(来年5月分まで)を一括して
天引きし、納付しました。
次に、申請書類などを揃えます。